土屋政雄さん講演会

友達に教えられて知った、翻訳家・土屋政雄さんの講演会。この人は、かのノーベル賞作家「カズオ・イシグロ」の作品を翻訳したことで知られている。あわてて申し込んだものの、希望者多数のため抽選となり、落選してしまった。 ところが直前になって電話がか…

平らな街で

新しい我が町は、武蔵野台地の南西部に位置している。台地が途切れる境界線は急坂になっているが、台地の上は、ひたすら平らな世界が広がっている。地平線上に山が見えない。ここまで平らな土地に住むのは初めてかもしれない。 だから、自転車移動がすこぶる…

再会

土曜日。伸びた髪を切ってもらうために、以前お世話になっていた美容師さんの店に行った。4年ぶりの再会。 中央線の奥地から東横線の奥地まで移動するのに、電車を乗り継いで、1時間半くらいかかった。かなり遠回りするので、時間がかかる。車で行った方が速…

またまた引っ越し→東京

5月末、東京に引っ越した。 その理由は、これまでの完全リモート勤務から、都心のオフィスに(週何度か)通うことになったため。 4年もリモート勤務を続けている間に、社内に続々と新しい人が入って、会社の雰囲気が様変わりした。社内のスタッフとは毎日メ…

『我らコンタクティ』

田舎の町工場の青年が、ロケットを自作して宇宙に打ち上げる漫画。 と書くと、「夢も希望も失っていた青年がふとしたきっかけで宇宙に目を向け、奇跡的に有能な仲間たちの助けを借りてロケットを打ち上げるサクセスストーリー!」みたいな話に思えるけど、全…

『極夜行』

数年前、探検家の角幡唯介氏が北極圏で活動しているというエッセイを雑誌で読んだ。グリーンランド滞在中に国外退去処分を食らい、計画が大幅に狂ったと書かれていて、なんだか大変そうなことになっているなと思っていたが、その延長線上にどんな冒険を計画…

ビュールレ・コレクション展

印象派の絵画が大好きな自分。所用のため上京したついでに、新国立美術館の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を見に行った。 今回の展覧会の目玉は、ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」と、モネの「睡蓮」の大作…

残滓

野山が美しい季節。しかし花粉による鼻づまりがひどいので、野山は歩けない。マスクをしたまま運動すると酸欠になってしまう。 そこで今日はドライブに出かけた。窓全開で山道を走っても、マスクをしていれば平気なのだ。特に用事や目的地はないので、純粋な…

「すべてがFになる」アニメ版

Amazonプライムビデオの導入で、家に居ながらにして映画でもドラマでもアニメでも好き放題見られるようになったのに、レンタルビデオ屋で3年前のTVアニメを借りて見ていた。 このアニメ版「すべてがFになる」。制作が発表された2015年当時、すごく気になって…

もののけ

先週から、六甲山の中腹にある姉の家に滞在している。姉夫婦が海外出張で家を空けているので、その間、姉の家で仕事をしながら留守番と犬の世話をしてきた。 朝晩、犬の散歩をする。これが、言うことを聞かない活発な柴犬なので、簡単にいかない。リードをず…

「ゲーム・オブ・スローンズ」

特に意味もなく「TIME」誌のツイッターアカウントをフォローしているのだけど、たびたび記事になるのがこの「ゲーム・オブ・スローンズ」。アメリカのケーブルテレビ局が制作した、ファンタジー世界を舞台にした大作ドラマということしか知らなかったが、な…

MacBook Airの故障→修理

遡ること、2月5日の夜。いつものように、スリープ状態のMacBook Airを開いた。ログイン画面が表示されるのを待っていたが、真っ暗なままで反応がない。しばらくすると、妙なアイコンが表示された。 これは、やばいんじゃないかな(^o^) 慌てず騒がず、iPadで…

欲望の資本主義

先日、NHK BSで放映していた『欲望の資本主義』という番組。世界の気鋭の経済学者や投資家にインタビューし、グローバル化やAIの進化などの新しい社会状況を踏まえて、資本主義とは何か?を問いかける内容だった。 とても刺激的な内容だったので、もうちょっ…

神戸にて

正月に帰ったばかりだが、アメリカで働いている先輩の帰国に合わせて宴会を開くというので、また神戸に行った。ふたたび片道400kmをクルマで移動したのだけど、道に慣れてきたせいか、2週間前よりも楽に感じた。中央自動車道の岡谷JCT〜小牧JCT間のカーブは…

新年

新年早々だが、鬱々とした気分が晴れない。 年末年始は実家で過ごした。クリスマス過ぎから風邪を引いて、治らないまま長距離ドライブで帰郷。短い休暇ながら、あまり予定を詰め込まずにのんびり過ごした結果、体調は回復した。 しかし家族や旧友と過ごした…

再読 − フィリップ・K・ディック『死の迷路』

ディックのSF小説にハマったのは、大学生の頃だ。『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』から始まり、市民図書館に置いてあった文庫本を片端から読んでいった。 高校生のときに愛読していたのは、レイ・ブラッドベリだった。あの暖かい幻想と狂気の世界に魅せ…

独鈷山

11月12日、日曜日。友達と一緒に、上田市の独鈷山に登ってきた。 独鈷山の標高は1266m。広大な田んぼが広がる塩田平を囲む里山の一つだが、かつては密教の修行に使われたという伝説が残るだけあって、険しい山だ。 このあたりの里山は、ごつごつと「とがった…

蓼科山と不思議な猫

天気がよく、空気が澄んでいる朝には、自宅のベランダからこの山のてっぺんが見える。整った台形の、きれいな山頂。洗濯物を干しながら、いつか登らないといけないなと思っていた、蓼科山。 今年中には登ろうと決めていたものの、気が付けばもう10月。眺望の…

本を持ち帰る

2年前に手術した右膝の経過観察と筋力測定を行うため、病院に行く必要があったので、実家に帰ってきた。今回もクルマにて、片道400kmのロングツーリング。 せっかくクルマで帰ったので、かねてからの懸案だった本の引き上げをすることにした。実家を倉庫代わ…

花と虫

まもなく終わる、この夏。 せっかくなので、ちょこちょこと撮影していた花と虫をまとめてみた。 ネットと図鑑を使って調べてみたが、大変だった。2時間以上かかった。しかも、わからない花がたくさん(>_<) ■エゾノリュウキンカ(新潟県・笹ヶ峰高原) ■イワ…

テンカラ

小学3年生くらいだろうか、初めて釣りをしたのは。 父親の田舎に遊びに行ったとき、親戚の従兄弟だか誰かと、用水路で釣りをした。貸してもらったのは素朴な竹の竿。テグスの先に針を付けただけの仕掛けを用水路に垂らすと(エサを付けたと思う)、すぐに釣…

『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ)

カズオ・イシグロは、好きな作家だ。 でも好きだからこそ、読めないという現象が起きる。読み始めた後、読み終わるのが寂しいから、ちびちび読むというのは誰でもあると思うが、それを通り越して、そもそも読み始めるのがもったいないというアホな境地。この…

「山本二三」展

7月16日。 買い物をしようと、車を飛ばして松本に向かった。山から下りてきて、街に入ると、なんだかいつもよりも人が多い。通りのあちこちに人だかりができている。 満車寸前の駐車場に車を停めて、街を歩き出すと、人だかりの原因がわかった。大道芸のパフ…

夏到来

厳しい冬を乗り越えて、体が寒さに順応したのを実感していたのだが……暑くなってくると、逆にそれがアダになった。6月になって気温が上がってくると、体がついていかない。完全に夏バテ。 夜の暑さでほとんど眠れず、ストレスのせいか胃酸過多が再発して、吐…

湯ノ丸山〜烏帽子岳

太郎山に登った翌日の4月23日。勢いで、湯ノ丸山を目指したのだが…… この有様。場所によっては50cmくらいの残雪が残っていた。アイゼンを持ってこなかったので、とても登れず。あきらめて撤退した。 今年は、例年よりも残雪が多いらしい。他の山でもそういう…

春の山

この地にも、ようやく春がやってきた。 川を泳いでいたマガモの群れが去り、ツバメがやってきた。桜が咲き、すぐに散り始めた。いつも仰ぎ見ている浅間連峰の山々も、だいぶ雪が減ってきた。よく見える烏帽子岳の山頂付近は、ほとんど雪がなくなった。そろそ…

雪の上高地

3月20日、友達に誘われて、雪の上高地を歩いた。 前日、乗鞍高原温泉の宿「雷鳥」へ。 古い旅館をリフォームしたゲストハウス風の自炊宿。我々は3人で個室に泊まったが、ドミトリーもあり、一人でも気楽に泊まれそうだ。建物のつくりや設備は古いが、トイレ…

スノーシュー体験

もう3月。日ごとに太陽が明るくなり、暖かさが増してくる今となって、雪まみれの記事を更新… 2/11〜12で、群馬県の万座温泉に行ってきた。 軽井沢で友達と待ち合わせて、クルマに乗せてもらう。有料道路の費用節約という目的もあるが、なにより三菱アイの雪…

年越し

例年どおり、2016〜2017年の年越しも実家で過ごした。 12/30に上田の友人宅にて、泊まりで忘年会。昼間はよく晴れて温かかったが、日が暮れるとたちまち氷点下に。ベランダに置いていたビールがギンギンに冷えた。翌31日、昼頃に自宅に戻り、荷造りして実家…

年末へ…

だいぶ間が空いてしまった。こまごまと雑記。 11月20日。小布施の里山、雁田山に登った。結果的に、これが今年最後の山登り。 この日は奇妙な天気で、標高わずか759mなのに、頂上から一面の雲海を眺めることができた。なかなか、風情のある山だった。 11月23…