iPod shuffle 3rd generation

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今日一日、使ってみた印象を......

このミュージックプレイヤーは、本体に電源/モードスイッチが1つあるだけで、イヤフォンにくっついているリモコンだけでほとんどの操作をしなくちゃならない。このリモコンも、ボタンが3つ付いてるだけの超シンプル仕様。そのうち2つのボタンはボリュームコントロールなので、残り1つの「センターボタン」でその他全部の操作をまかなうという、思い切った設計になっている。

センターボタンを短く押すと、再生/一時停止。ダブルクリックで、先の曲にスキップ。トリプルクリックで、後ろの曲にスキップ。

長く押すと、曲名とアーティスト名を「喋る」。さらに押し続けると、プレイリストを順番に「読み上げて」くれる。目的のプレイリストが読み上げられたときに、センターボタンを短く押すと、そのプレイリストにジャンプして再生が始まる。

最初はややこしいなぁと思ったけど、すぐ慣れてしまった。日本語の合成音声は非常に聴きづらいが、曲名やプレイリスト情報を知るという目的には十分。漢字もけっこう読んでくれる。ただし、ときどき変な間違いをする......なぜか、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」をちゃんと読んでくれない。

英語に関しては、さすがに流暢な発音。もっとも、やや流暢すぎて英語が苦手な人は聴き取れないかも。

肝心の音質は、可もなく不可もなく。付属イヤフォンは、以前使っていたSONYのイヤフォンよりは解像度が低いけど、抜けが良く、元気な音がするので、ロックやポップスを聴くのにいいと思う。個人的にはOK。でも、クラシックを聴く人には向いてないかもしれない。

存在すら感じさせないサイズと、目立たないデザインは、日常の中で気楽に音楽を聴くという目的にぴったりだと思う。

最強に小さくて、目立たない。逆に言えば、なくしやすいガジェットNo.1。注意しよう......