ACL損傷

3年ほど前、スキーで右膝をひねって前十字靭帯(ACL: Anterior Cruciate Ligament)を断裂した。

靭帯の再建手術をするという選択肢もあったけど、オレは手術をしない道を選んだ。なにしろ、再建手術をすると最低でも2週間の入院が必要な上、1年くらいのリハビリが必要なのだ。

中学のとき、同じ右膝を脱臼して手術をした(思えば、あのときから靭帯が損傷していたのだろう)。そのときは2か月入院して、1か月松葉杖だった。あのときのリハビリの苦労を思い出すと、手術する気にはなれなかった。

靭帯がなくても、周囲の筋肉を鍛えることで膝を支えることができる。それから真面目にリハビリを続けて、以前と同じくらい運動できるようになった。

しかし、爆弾を抱えていることに変わりはない。ちょっとしたことで膝崩れ(亜脱臼)を起こしてしまうのだ。去年の夏はスカッシュの試合中に膝崩れを起こして、1か月以上運動できなかった。そして今年の2月にまた。

膝崩れを起こすと、半月板などの軟骨が損傷する。あまり繰り返すと、膝がぼろぼろになるのは間違いない。やっぱり、手術を受けるべきか......

悩む......