のんべい横町

渋谷の線路脇にある飲屋街。1950年からあるらしい。

幅が2メートルくらいしかない小さな建物が、麻雀パイのようにきちきち立ち並んでいる。年代を経て、いい感じにぼろくなってきているのを、改装して洒落たバーにしている店が多い。

ただ、全体的には昔ながらの小料理屋やスナックがまだ優勢のようだ。外から中をのぞくと、ちりちり頭の婆さんが一人客と話していたりする。

金曜の夜だからか、やけに人が多かった。狭い店に入りきらず、外で立ったままワインを飲んだ。暖かい春の宵だから、気持ちがよかった。

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その後、なぜだかタクシーで千歳船橋へ......。

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裏通りの階段を上ったところにある、やけに照明が明るいバー。不条理映画の世界に入り込んでしまったような、奇妙な雰囲気を感じながら、アップルタイザーを飲んだ。