チャリ再生

土曜日、新しい自転車を買おうと、上北沢の自転車屋に行った。

戦前から続く歴史ある自転車屋で、スポーツ車の担当は若い三代目だ。おしゃれなメガネを光らせながら、おすすめのクロスバイクについて熱心に説明してくれた。その一生懸命な説明ぶりを見ていると、彼ならばあのBD-1を修理できそうな気がしてきた。新しいチャリを買うのはおいておいて、ちょっと相談してみることにした。

今日は気温が高かったので、リアハブのグリスも多少ゆるんだらしく、だましだまし走行できた。ゆっくり歩道を走りつつ、なんとか上北沢までたどり着いた。

三代目にBD-1を見せて、相談。このタイプのリアハブはフリーが一体になっているので、まるごと交換するしかない。しばらく話し合い、修理計画がまとまった。

シマノ製のMTB用リアハブを、BD-1の18インチホイールに組み込む(スポークを"編み直す")。今のホイールは摩耗が激しいので、これも交換することにした。ついでにネジ止め式からクイックリリース式に変更。
・ギアは、現在の7速から9速にアップ。ディレーラーは今のものを温存する。シフターはラピッドファイヤーに交換。
・現在のフロントギアは9速に対応していないので、実際に組み立てるとチェーンが鳴るなどの問題が発生するかもしれないとのこと。フロントギアは純正品しか使えないので、交換するとえらく金がかかる。とりあえず、現在のギアを使うことに。
・耐用年数を大幅に超えたチェーンを交換。
・ペダルを小さくてカッコイイのに交換。
・やっぱり便利なのでサイドスタンドを追加。
・失効した防犯登録のやり直し。
TSマーク(自転車用保険)の取得。

部品を取り寄せて組み立てが終わるまで、2週間。楽しみだ。

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