週末頭痛

今朝起きると、またしても頭痛。このところ毎週末だ。

休日にだけ頭痛になるという症状をどこかで見た記憶があったので、調べてみたら、やはり病名があった。何のひねりもなく、「週末頭痛」。

平日、仕事のストレスで脳内の血管が収縮していたところに、週末になってストレスから解放されると、脳内の血管が拡張して、偏頭痛が発生するらしい。

それほどストレスをため込んでいる気はしないのだけど、以前ストレスが原因で難聴になったこともあるので、気をつけた方がいいのか。どうも、自分はストレスを自覚できない性格らしい。

もっとも、「過度のリラックスや寝過ぎによる自律神経の変調」も週末頭痛の原因らしいが……

午後、笹塚のカフェにて食事&読書。三津田信三『赫眼』。いわゆる怪奇小説だけど、今まで読んだことのない手触りの作品だった。日本古来の怪異譚に、現代の都市型怪談を合わせ、そこにメタフィクションの手法を持ち込んでいる。夕暮れどきの部屋で背筋が寒くなりながらも、夢中になって読んだ。

残念なのは、表紙。安っぽいイラストがすべてを台無しにしている。もっと格調高い表紙にすれば良かったのに。