高尾山

ようやく落ち着いたので、日曜日の高尾山の日記でも。

京王線の沿線で暮らしていて、「各駅停車・高尾山口行き」にほぼ毎日乗ってるのに、行ったことがなかった。電車の終点だけに、ものすごく遠いところなんだと認識していた。

実際に高尾山口駅に降り立ってみると、「端っこまで来た」という感慨があった。暑い日だったが、駅は緑の山に囲まれて、風も幾分涼しかった。

今回はグループ行動なので、9時半に集合。ほとんどが初対面の人。

10時のケーブルカーで、中腹まで登る。車内は登山者でぎっしり。

山上の駅から歩きはじめ、途中で葡萄酢入りソフトクリームを食べたり、寺に参ったりしながら、まったりと登る。1時間もかからず、山頂に到着した。

標高599mだから、こんなものか。六甲山より低いし。

山頂は地面むき出しの広場があり、こぢんまりした展示室と、おでんやそばを出す茶屋が二、三軒あった。思ったより寂れた感じだった。展望台や遊園地まである六甲山と比較しちゃいけないか……

帰り、時間があるのでケーブルカーを使わずに下山することになった。丸太の急階段を延々と下った後、沢沿いを歩く。風がなく蒸し暑かったが、木漏れ日の下、水の流れをながめながら歩くのは、なかなか爽快だった。

2時間ほどで駅に到着。下りだけでも、いい運動になった。当初はケーブルカーで下りる予定だったのでスニーカーで来てしまったが、あの道を歩くならトレッキングシューズの方がよさそうだ。膝のことを考えるとトレッキングポールも必要か。

また、登りたいな。

Mt. Takao