空と宇宙

朝から快晴。

昼前、上野に行った。改札を出ると、公園に行く人・動物園に行く人・博物館に行く人・単にブラブラしている人・などなど、たくさん人が歩いている。休日の浮かれた雰囲気が楽しい。

自分は科学博物館の「空と宇宙展」へ。地下の展示室に降りると、子供から大人までたくさんの人たちが展示に見入っていた。

各地の博物館から集められた資料が一同に展示されていて、なかなか見応えがあった。なかでも、中島飛行機「誉」エンジンの設計図は素晴らしかった。鉛筆の手書きで、18気筒の空冷エンジンが冷却フィン一枚一枚まで描き込まれている。あと、飛行機模型もよくできていて、展示ケースに張り付いて見入ってしまった。模型屋の完成品プラモデルを飽きることなく見ていた子供の頃を思い出した。

小惑星探査機「はやぶさ」の実物大模型の前にはたくさんの人が集まっていた。思ったよりたいぶ大きくて、驚いた。現在飛行中の「あかつき」はもっと大きいはず。日本もこんな宇宙船を飛ばすようになったんだなぁ。

その後、別の場所に展示されている零戦を見て、科学館を後にした。

西洋美術館の前を通りかかったとき、常設展が無料で見られると知って、なんとなく入ってみた。大したことないだろうと思っていたらめちゃめちゃ充実していた。半分くらい見たところでギブアップ。昼飯も食べてないし、集中力が限界だった。

西郷さんとツンの像を眺めながらアンパンを食べた。東の方に、スカイツリーがよく見えた。