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「パウル・クレー おわらないアトリエ」展

昼前、うっかり眠ってしまい、目が覚めたら2時前だった。心が折れて、今日も家でうだうだするかと思いかけたが、なんとか気合いを入れ直して外出。日差しはきつく、空気はどんより蒸し暑い。ぐったりしつつ電車に乗って、国立近代美術館へ。

時間がないので竹橋のパレスサイドビルで軽食をとるつもりだったが、日曜日は地下商店街が休みなのを忘れていた。周囲には何も店がない。朝飯にバナナとリンゴ半分とヨーグルトを食べただけだったので、恐ろしく腹が減っていた。このまま展覧会を見たら、倒れそうだ。仕方ないので、美術館の前で営業していた軽トラの移動販売でソフトクリームを注文し、食べた。

美術館の中は一転して薄暗く、肌寒いほど空調が効いていた。作品保護のためだ。寒がりの人は上着がいると思う。

この展覧会はクレーの創作の過程や技法に注目した構成になっている。自分の作品を切ったり貼ったり、カンバスの表裏に絵を描いたり、クレーという人はなかなかアグレッシブな創作活動をしていたらしい。そういった創作の裏側がわかりやすく展示されていて興味深かった。

展示作品はスケッチや小品が中心だったが、小さな絵を間近でじっくり眺めるのもいいものだ。ただ、ちょっと人が多かったので、若干あわただしい感じになってしまったのが残念。

外に出ると、むわっとした湿気に包まれた。でも日が翳って、やや涼しく感じられたので、北の丸公園から九段下まで歩いてみた。武道館という建物を初めて見た。お堀の水と緑、なかなか良いね。