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朝ツー

昔、同じ会社の同僚のバイク乗りがよく早朝ツーリングに行っていた。

夜明け前に出発して、箱根を攻めて、昼頃に帰ってくるというもの。休日になると高速道路が駐車場になってしまう東京で、気持ちよくバイクを走らせるための技だった。しかし、当時、休みの日は昼まで寝ていた自分には無理だった。

でも、今なら超早起きもできる。夏休みには朝5時から3時間クルマを運転した。連休で暇だし、ひとつ試してみることにした。

4時過ぎに起床、真っ暗。しかし朝飯を食べたり準備したりしているうちに明るくなってしまった。5時半、出発。

空は曇りがちの晴れ。悪くない天気だが、ざわざわと風が強く、寒い。昨日はTシャツ一枚で汗をかいていたのに、ネックウォーマーを装着するはめになった。メッシュグローブもしまいこんで、革グローブに。

世田谷から東名に乗って、西へ。さすがに空いている。ミラーに映る朝日を眺めつつ、ビューンと快走。しかし寒い。綿パンだけの下半身が冷える。足柄サービスエリアでコーヒーを飲んで、一息つく。この時点でまだ7時過ぎ。

箱根スカイラインに登ると、さらに寒かった。ここはいつ来ても寒いなぁ。気温は17℃くらいだった。展望台から芦ノ湖を見下ろすと、強風で湖面が波立っていた。反対側の山にあるケーブルカーの駅は速い黒雲に包まれていた。

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ライダーは早起きだ。ギュンギュン攻めてる人たちがたくさんいた。もう事故ってる人も……。

時間が早かったので、眺めの良いレストハウスがまだ営業していなかった。経営者のおじさんが、入口にある牧場のジオラマに大急ぎで牛のぬいぐるみを並べていた。

地図を見て、今回は熱海を経由して海を眺めつつ帰ることにした。箱根から山伝いに南下し、熱海の街へ。朝の温泉街はゆるい空気が流れていた。久しぶりに来たから温泉でも入っていこうかなと、一瞬考えた。

熱海ビーチラインを走る。ここは本当に海が近い。波しぶきが飛んでくるくらい。シーサイドロードとしては文句ないが、短すぎるのが残念。

その後、R135の渋滞につかまる。この時間(まだ10時)に上りが混むとは予想外、さすが三連休。あきらめて海を眺めながら、のんびり進む。渋滞は、西湘バイパスの接続部分で突然終わった。

腹が減ったので、西湘PAで早めの昼飯。こういう、くたびれたパーキングエリアの普通の食堂で食べるのが好きなのだ。いくらしらす丼(700円)、結構美味しかった。

秦野中井ICから東名に戻り、東京へ。意外と車が多く、少し渋滞した。この時間で混んでいるということは、午後になったらすごいことになるのか。東京に近付くと、急に空が曇ってきた。

14時半、帰宅。TVをつけたら、中央道はもう20kmの渋滞が始まっていた。あっちに行かなくて良かった。