ニューめがね
ド近眼のメガネ人間である自分は、外出用のメガネと室内・読書・仕事用のメガネを使い分けている。外出用のメガネは運転のために1.0弱の視力が出るように作っているが、度が強いので、常時使っていると疲れてしまうのだ。だから、普段は「普通レベルの近視の人」くらいの視力が出る室内用メガネで過ごしている(それでもかなり強力な度数だが)。
この室内用メガネ、かけている時間が長いので外出用よりも痛みやすい。でもこれで外出することはないので、ついボロボロのまま使い続けてしまう。
今の室内用も、4〜5年使っているうちにツルの部分の塗装が剥げ落ちて、チタンの素地が出てしまった。買い換えようと思いつつ、ついつい放置して、2〜3年経過。今日、やっと一念発起して買い換えに行った。
久しぶりのメガネ購入。今回は、最近主流の激安メガネチェーンを始めて利用してみることにした。色々なチェーンがある中で、選んだのは「眼鏡市場」。接客や店舗の雰囲気が比較的「堅実な」印象で、信頼できそうな気がしたのだ。
フレームは、イチバいち押しの超軽量フレームを選択。毎日使うものだから、軽ければ軽いほどよい。レンズは超薄型を選び、オプションのブルーライトカットコーティングを付けた。
「お渡しまでお待ちいただけますか?」
「はい、もちろん(出来上がりは再来週くらいかな…)」
「では、30分後にこちらの引換証をお持ちください」
「えっ」
当日渡しでも驚くのに、30分て。しかも、混み合う日曜日の昼に。いったいどうなってるんだ?
今までの眼鏡店なら、レンズをメーカーに発注して、届いたレンズを職人が削って、磨いて、仕上げて…という行程に1〜2週間かかっていたと思う。レンズは店内にストックしてあるにしても、それを削る行程はどうやって時間短縮したんだろう。機械加工なのか?
それでいて、安い。自分のようなド近眼だとレンズの値段がバカ高くなったものだが(フレームの倍くらいの価格)、それが均一料金だから、今までの3分の1くらいの出費で済んだ。
これが新興メガネチェーンの実力か〜。
ランチを食べてからもう一度行くと、メガネが出来上がっていた。ちょこっと調整して終了。まさか、今日新しいメガネを持ち帰られるとは思ってもいなかった。
見え具合は今までのメガネと変わらない。ただ、超軽量の代償として折りたためない点が、ちょっと不便だ。まぁ、家の中だけだから問題ないだろう。
ここまで手軽に、安価にメガネを作れるようになると、もう一本欲しくなってくる。今度は、外出用のメガネを作るぞ。