自粛生活

緊急事態宣言の後から、街の様子が変わった。

退屈した中高生や子供たちが走り回っていたグラウンドは閉鎖され、公園の遊具も使用禁止になった。ショッピングモールの専門店街は無期限の営業自粛。駅前のカフェも営業自粛。明らかに町を出歩く人が減った。

スーパーやコンビニでは、レジ係と客が透明のビニールシートで隔離され、レジ待ちの行列も間隔を開けて並ぶようにお願いされるようになった。

このあたりは都心ほど深刻な状況ではないと思うが、こういう景色を目にすると、否応なく緊張感が高まってくる。

外出自粛が要請されているとはいえ、ずーっと部屋の中にいると運動不足になるので、仕事が終わった後に、買い物がてら小一時間ほど散歩に出ている。わざと遠くのスーパーまで往復してみたり、歩いたことのない道を探して遠回りをしてみたり。

そういえば、スーパーの客層も変わったように思う。以前よりも若い人の姿が目につくようになった。皆、在宅勤務になって、自炊をするようになったのだろうな。僕も、自炊の頻度が大幅に増えた。夕食のおかずはほぼ自作になった。

あと、食べる量が増えた。普段はあまり間食を取らないのだけど、なんだかんだと食べるようになった。せんべいやらケーキやらチョコやら。ふと時間が空くと口寂しさを感じて、つまんでしまう。明らかに不健康だが、酒よりはましだろう。。。と言い聞かせてケーキを買ってしまうのだった。

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