修理不能宣告

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前々から調子の悪かった愛車・BD-1を修理するために、ちょっと遠くの自転車屋へ。

近所の自転車屋で、「ウチでは無理」と断られてしまったのだ。

数年前からフリーホイール(専門用語でフリーボディと言うらしい)の調子が悪かったのだけど、この冬になって急に悪化した。日によっては、クランクが空回りして、走れなくなってしまう。調子のいいときも、思いっきりペダルを踏み込むと急に抜けてしまうことがあり、危なくて仕方がない。

まぁ、最悪でも部品交換したらなんとかなるだろう、と思っていた。

上北沢にある真新しい自転車店。個性的な風貌の店長に、見てもらう。

まず、フリーボディの故障であることは間違いないとのこと。ただ、この年式の古い(98年製)BD-1は、後輪のホイールとフリーボディが一体化しているので、故障した部品だけ取り替えるということができない。ホイールごと交換する必要がある。

ここで、大きな問題が発覚した。オレのBD-1は7段変速だが、現行のBD-1は8段変速なのだ。変速数が違うと、後輪につくギアの枚数が変わる。ギアの枚数が変わると、ホイールユニットの幅も変わる。

つまり、現行品のホイールをつけられない。古すぎて、もう部品がないのだ。こういうとき、汎用品を使えない小径車はつらい。

店長は代替案として、全然別の自転車のホイールをばらして、今のホイールにハブだけ移植するという荒技を提案した。が、あまりお勧めできないとのこと。当たり前か。安全性に問題あるよなぁ。

結局、何もせずに帰った。

もっと調査すれば、修理の方法が見つかるかもしれない。でも、もう10年以上乗ってるし、無理な延命措置をしてまで乗り続ける必要があるかどうか。

そろそろ乗り換えどきなのか......