2012-01-01から1年間の記事一覧

特別な男

プロフェッショナル仕事の流儀「イチロースペシャル2012」を見た。自分より1つ年下のイチローはほぼ同世代、オリックス優勝のときからずっと彼の活躍を見てきた。日本のプロ野球にはさほど興味がなくても、イチローだけは特別、惹かれてしまうのだ。 完璧な…

『ぼくは本屋のおやじさん』早川義夫

あらゆるものをAmazonで買うことが生活の一部となり、電子書籍にも手を出した今、この本が新鮮に感じる。 ミュージシャンとして生きていくことを諦め、好きな本に囲まれて静かに暮らしたいと本屋を始めたら、発注・入荷・返本の作業が大変すぎて本を読む暇が…

寒中ツーリング

昨日取り付けたグリップヒーターのテストがてら、箱根まで走ってみた。 ハンドルにはグリップカバーを装着。グローブは、とりあえず薄い夏用を使ってみた。 出発時の気温は9℃くらい。このヤマハ純正のグリップヒーターはパワーを5段階に調節できるが、一番低…

iPhoneナビ

ツーリング時、下道で迷いまくるのを何とかしようと思い、ナビを導入することに。ナビゲーション専用機も検討したが、バイク用は高価なので、とりあえずiPhoneでお茶を濁すことにした。 防水ケースを装着したiPhone 4Sをハンドルバーに取り付け、ナビ音声はB…

『天のろくろ』(アーシュラ・K. ル=グウィン)

古書店で昔のサンリオSF文庫がまとめて売りに出ているのを見かけ、懐かしいなと思って1冊買ってみたのがこの作品。ル=グウィンは巨匠だから、代表作の名前くらい一通り知っていたつもりだったけど、この作品の名前は初めて知った。 近未来、若い男がドラッ…

「篠山紀信展 写真力」

もちろん、写真そのものも素晴らしいのだけど、この展覧会の価値は、ポートレートをあのサイズに引き延ばして展示したことに尽きると思う。 完璧な機材・構図・照明のもとに撮影された写真は2m以上のサイズに引き延ばされても精細さを保ち、人物はますます生…

『ティンブクトゥ』(ポール・オースター)

ポール・オースターの小説を読もうと思って、本屋で選んでいるとき、表紙の犬に惹かれて買ってみた。犬が主人公として一人称で語る、正真正銘の犬小説。 人語を解す犬(喋る能力はない)が、主人である酔いどれ詩人と旅をしながら、半生を振り返る。さまざま…

秩父へ日帰りツーリング

今さらながら、11/4のツーリングの覚え書き。 早朝出発のはずが二度寝してしまい、出発したのは日が登ってからだった。 天気はよいもののかなりの冷え込み。ほぼ冬装備で出発したが、中央道を90kmで走り始めると体験したことのない寒さが。風を受ける上半身…

膝状況

半年ぶりくらいに整形外科へ。引っ越して(ちょっとだけ)遠くなってしまったので、つい行きそびれてしまっていた。 膝のリハビリのために続けていたスクワットが逆に膝にダメージを与えていたことに気付いたのが9月。筋トレを休んでウォーキングを始め、イ…

一ノ瀬高原ツーリング(10/20〜21)

先週のツーリングをようやく文章にまとめてみた。こんなに長文のエントリー書くの久しぶり… 出発前、紅葉にはまだ早いのはわかっていたので、行くかどうか自体を迷っていた。よし行こう!と決めたのは、天気予報で週末晴れるのがわかってから。いくら紅葉し…

『下流指向』

前から気になっていた内田樹の『下流指向』を読んだ。90年代から顕著になったという「勉強しない子供」と「働かない若者」の問題について、「消費主体」「等価交換」「無時間モデル」などのキーワードをてこにしてザクザク切り込んでいる。快刀乱麻を断つが…

特撮博物館

東京都現代美術館にて開催中の「特撮博物館」に行ってきた。東宝の特撮映画を中心に、当時使われた模型やその復元品が展示されていて、なかなか楽しかったが、リアルタイム世代ではないのでちょっと乗り切れず。夏休みの子どもたちが一杯だったが、満面の笑…