つるむらさき

今日は自炊しようと決めていたので、仕事帰りにスーパーへ。

最近、野菜不足を痛感しているので、たまには葉物野菜も食べようと、ほうれん草に手を伸ばしかけたが、やけに値段が高いのに気付いた。まだ野菜の品不足が続いてるんだなぁ。

ほうれん草をあきらめて、セール品のコーナーに行くと、見慣れない野菜が積まれていた。「つるむらさき」というらしい。遠目にはほうれん草に似ているが、よく見ると全然違う。緑色の太い茎に、丸っこい葉っぱがたくさんついている。なんか、そこらの川の土手に生えてそうな、野性味のある風貌だ。

1袋100円だったので、チャレンジ。

炒め物が向いているというので、簡単に炒めてみた。葉っぱをむしり、ごつい茎をぶつ切りにして、フライパンに投入。味付けは醤油と酒のみ。



食べてみると......ヌルリとした食感とともに、夏の土手のような青臭い香りが口の中に広がった。ちょっとクセのある味だ。見た目の通り、野性的。太い茎は念入りに火を通したのだけど、まだ固かった。

ビタミン豊富で体にいいらしいが、ちょっと扱いが難しいかなぁ。