iPhoneとFlickr(1)

iPhoneの写真をFlickrにアップロードすると、撮影日時が反映されない現象が起きて、悩んでいた。日記アプリの「Momento」でFlickrのデータを自動で読み込むようにしているので、日時がずれると困るのだ。

色々と情報を集め、試行錯誤した結果、なんとか解決した。原因は、iPhoneのアプリだった。

最初から入っているカメラ機能で撮影すると、ちゃんとExifデータが画像に記録されるのだが、それを別のアプリに入れると、Exifデータが削除されてしまう。画像編集アプリでも、アップロードアプリでも同様。これはiPhoneの仕様らしい。

純正のカメラ機能で撮影した画像をUSBケーブルでPCに吸い出せば、画像にExifデータが付いたままの画像を取り出せる。それをPCからアップロードすれば、撮影日時が反映される。

問題はiPhoneから直接アップロードする場合だが、探してみると対応策があった。カメラアプリ「PhoneGrafer」を使うのだ。このアプリは内部で特殊な処理を行っていて、Exif情報を維持できるのだ。Flickrへのアップロード機能も備えているので、撮影、加工、アップロードまで、Exifを維持できる。

それにしても、こんなマイナーな需要に応えるアプリが揃っているのも、iPhoneのすごさか。

Montmartre