日本代表蹴球・予選リーグ雑感

今朝の試合は録画して見るつもりだった。ところが、昨夜ジムで会った人から「生で見なきゃだめだよー」と言われ、まぁ少しだけ見ようかなと、5時に目覚ましをセットして寝た。

熟睡中に目覚ましが鳴ったので、心臓が止まりそうになった。動悸を落ち着けてからTVをオン。わおっ、2-0で勝ってる。嬉しかったが、驚きはなかった。勝つ可能性はかなりあると思っていたから。

岡田監督は、本当にぎりぎりのタイミングで4年間築いてきたシステムをぶっこわし、4-1-4-1の新システムを編み出した。これが、今までの4年間は何だったんだと言いたくなるくらい上手く機能している。

長谷部、遠藤、阿部という、世界に通用するボランチ職人を3枚並べた守備。見事にワントップに順応した本田。毎試合安定した力を発揮する長友。いいところはたくさんあるけど、個人的に一番活躍していると思うのは、松井だ。

これまで期待されながらも、代表では力を出し切れていなかった。この新システムに変わり、定位置をつかんだ後も、テストマッチでは出来が今ひとつだった。

本大会に入って、コンディションが良くなったのだろうか。こんなにキレている松井、初めて見た。安定してボールをキープし、切れのいいドリブル突破を見せ、正確なクロスで得点をアシストし、鋭い動きでPAに飛び込み、もう大活躍。反対サイドの大久保も頑張ってるけど、安定感では松井の方が上に思える。

彼が好調を維持してくれれば、もう少し上に行けるかもしれない。