舞鶴(MT-07雑感)
7/10、土曜日。
数日前まで「曇り時々雨」だった天気予報が、金曜日に「曇り時々晴」に変わった。これは行かなきゃ、と半ば義務感にかられて、日帰りツーリングに出かけた。
のんびり準備して、9時に出発。目的地は特に決めずに適当に走り出した。とりあえず、学生のときから走ってきた篠山方面のルートを行く。バイクの慣らしがあるので、最初はじっくり下道を走り、帰りは高速でシュッと帰る、ということだけ(走りながら)決めた。
宝塚から武田尾方面に登るワインディングは、クルマが詰まっていてあまりスピードを出せなかったが、多少は感じをつかめた。プラスチックのタンクカバーが滑りやすくてニーグリップが効かず、少し怖い。滑り止めが必要?慣れればなんとかなるか?しかし、相変わらず右カーブが苦手だ…
田舎道を走るときは、3000〜4000回転くらいでのんびり流すのが心地よい感じ。流すといっても、セローとは比べ物にならないほどトルクがあるので、かっ飛ばしている地元民のクルマに煽られない程度にはスピードを出せる。
篠山から173号線に出て、田園風景を眺めながら北上。とりあえず、道の駅さらびきで休憩。
薄曇りで日差しは弱いものの、蒸し暑い。道端の温度計は30度を超えている。フルメッシュジャケットを着ていても、こたえる暑さだ。もう早めに舞鶴まで行って、舞鶴若狭道で帰ってしまうことにした。
そのまま北に向かう。だんだん晴れ間が出てきて、さらに暑さが増してきた。途中、バイクを止めて水を補給しながら走る。
27号線をトロトロ走っていると、背後からガタンゴトンと重低音が響いてきた。なんだ?と思ってミラーを見たら、電車。JR舞鶴線が並走していた。10メートルも離れていない。こんな近くで電車と並走するのは初めてだった。一瞬の出来事だったが、楽しかった。
12時半、舞鶴港に到着。道の駅に行くつもりが、妙な場所に出てしまった。港らしい風景だったので、写真を撮ってみた。
舞鶴港とれとれセンターへ。お昼時とあって駐車場はいっぱいだった。
場内には魚屋が軒をならね、新鮮な魚や干物が所狭しと並んでいる。食べたい魚があれば、その場で刺身にしたり、焼き魚にしたりしてくれる。ご飯を買えば定食、酢飯を買えば海鮮丼を作れるというシステム。
地物の魚で焼き魚定食というのも魅力的だったが、暑さで食欲が失せていた。ちょっと食べきれないな。
岩牡蠣だけ食べて帰ることにした。
700円で、手のひらサイズ。海の味がした。
帰る前に給油した。燃料計がちょうど半分になっている状態で、6リットル入った。タンク容量は12リットル。うむ、正確だ。
は舞鶴若狭道へ。この排気量だと、慣らし中でも十分なパワーとスピードが出る。追い越しをかけるときも、ほんのすこしアクセルを開くだけでビュッと加速できる。
純正パーツのミドルスクリーンは、顎から下の部分への風を防ぐ設計。法定速度までなら十分なプロテクション性能だと思うが、長時間の走行だと疲れるかもしれない。
さすがに岩牡蠣だけでは腹が減ったので、西紀SAで「穴子天のせ冷やし茶そば」を食べた。15時、帰宅。